DISASTER 防災
安全・安心に配慮された備え

『銀座タワー』は、万が一の備えから災害発生後の避難経路やライフラインの確保まで、様々な観点で防災対策が施されています。また、火災対策においては、火を出さない工夫だけでなく、火災が発生しても火を広げないような工夫もされており、居住者の安全・安心な暮らしに配慮されています。
対震枠採用の玄関ドア

ドア枠とドアの間に適度なクリアランスを確保した対震ドア枠が採用されています。これにより、地震による枠の変形(メーカー基準による)を吸収し、ドアが開かなくなるのを防ぐ効果があります。
※『銀座タワー』はプッシュプル錠が採用されています。
※『銀座タワー』はプッシュプル錠が採用されています。
非常用エレベーター

エレベーターのうち1台は、非常時に備え26人乗りの大型エレベーターになっています。万一の災害時にエレベーターに乗っていた場合は、1階へ強制的に着床します。さらに、消防隊進入の際に、隊員が非常用のキーを使って非常用エレベーターを作動させ、消火活動を行うことが可能になっています。
P波センサー採用エレベーター

エレベーターには、地震の初期微動(P波)をキャッチするP波センサーが採用されています。これは、大きな揺れが来る前に最寄り階に移動し、扉が開き、速やかに外に出られるシステムです。非常用の電源が用意されているため、万一の停電でも作動します。
保安灯

住戸内には、バッテリーを内蔵した壁埋込み型の保安灯が設置されています。停電時に自動点灯し、取り外して夜間脱出時の懐中電灯としても使えます。
排水桝

万一地震で排水管※が建物の際で切断されても、構造躯体を壊すことなく復旧できるように排水桝が用意されています。さらに、地震の揺れに対して、上下左右に追従性のあるフレキシブルジョイントが排水管の接続部に採用されています。
※汚水・雑排水管を示します。
※汚水・雑排水管を示します。
受水槽

阪神・淡路大震災で、地震の揺れで波打った水が貯水槽の天井を飛ばしたケースがありました(スロッシング現象)。このような場合にも耐えられるように、天井を工夫した受水槽が使用されています。さらに、受水槽に緊急遮断弁が設置されているため、万一の災害時には受水槽内の水が確保されます。また、給水ポンプも複数台をローテーションしながら作動させるため、メンテナンスにもスムーズに対応可能です。
非常用給水
水道本管から受水槽に至る間の共用引き込み管に水道栓が設置されています。災害時に万一給水ポンプが停止しても、水道局からの配水が停止しない限り、共用部の一部の水栓にて水を使うことができます。
保安電源対応発電機
万一の災害に備えて、もしもの時でも安心して対応できる性能を装備した保安電源対応発電機が設置されています。非常時の安全を確保するために、停電になった場合でも自家発電することで、給水ポンプの電源などが確保されます。
変圧器の転倒防止
地震でトランス(変圧器)が転倒しないように、トランスの下に耐震金物が設置されています。
エントランスのガラス
避難経路となるエントランスホールのガラスは、万一地震で破損しても安心な強化ガラス、または飛散防止フィルム貼りのタイプが採用されています。
防潮板
地下駐車場への水の浸入を防ぐ対策として、防潮板が用意されています。
避難器具
避難補完のため、バルコニーには避難するための隔て板または下の階に降りられる避難器具が設置されています。
火災対策
4区画防火扉/2方向避難経路

万一、火災が発生した場合、共用廊下に設置された6カ所の扉が自動的に閉まり、火災と煙が発生している区画を分断することで、他の区画の安全が確保される構造になっています。また、火災が発生した区画でも、火や煙を回避して避難できるルートが確保されています。
耐火戸境壁

万一、火災が発生しても隣戸への延焼を防ぐため、『銀座タワー』の各住戸の戸境壁は、通常の火災の火に60分相当以上耐えることができる耐火壁になっています。耐火性能のある石膏を成型したボードで、火災時に放水したとしても初期段階であればクロスの貼替え程度で再使用が可能です。
強制排煙システム

万一、火災が発生しても共用廊下が煙で充満しないように配慮し、廊下と階段の間に外部と遮断した付室が設置されています。また、付室と共用廊下には、スイッチひとつで排煙を行うことができる強制排煙システムが設置されています。さらに、これらの排煙システムは、防災センターからの遠隔操作も可能です。
漏電遮断器

漏電火災を防ぐために、各住戸の分電盤には漏電遮断器が設置されています。1住戸内の回路に30mAを超える漏電が発生した場合、漏電遮断器が落ちて漏電火災を防ぐ工夫が施されています。
火災感知器

各住戸内及び共用部には火災感知器が設置されており、防災センターで受信盤により常時監視されています。受信盤の操作は、常駐の警備員が監視・制御しています。
スプリンクラー

10階以上の住戸に、火災感知器と連動した湿式予作動型スプリンクラーが設置されています。通常の湿式スプリンクラーは、ヘッドを破損すると放水してしまいますが、この湿式予作動型は、火災感知器が火災を感知し、キッチンの温度が96℃、居室の温度が72℃になった場合にのみ作動して、1ヘッドあたり毎分50リットル以上の放水で消火を行います。また、誤ってスプリンクラーヘッドを破損しても多量の放水をしないため、誤作動によって居室が水浸しになることもありません。さらに、各住戸用にアラーム弁があるため、これを締めて放水を止めることもできます。
上階への延焼防止
上に向かって燃える火の通路となる危険性の高い建物内を上下に貫通している配管は、配管と周囲の床の間がひとつひとつきちんと隙間なく塞がれています。また、上下階を貫通する配管の素材は、すべて火に耐えられる鉄管(給水管:鋼管、排水竪管:鋳鉄管)が使用されています。さらに、換気ダクトは各階の水平区画の貫通部にて煙・熱を感知してダンパー(遮断装置)が閉まるようになっています。
ホバリング・スペース
緊急時にヘリコプターによる救助活動を行えるように、屋上にはホバリング・スペース(緊急救助用スペース)が用意されています。
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